もた記

日常のあれこれ。好きなもののあれこれ。

自己紹介

私は、愛知県の秘境で生まれ育った23歳(1998年生まれ)である。

 

私の故郷は『田舎』と聞いて思い浮かべる田舎の風景を、更に3倍くらい田舎にしたような田舎である。これは別に馬鹿にしているわけではなくて、私はそんな故郷が好きだ。空気はもちろん水も綺麗で、ゆっくりと時間が流れる良い場所だと思う。

 

そんな私は、大学進学を機に京都で一人暮らしを始めた。愛知も大学はかなり多い場所なのに、なぜわざわざ京都に?とよく聞かれる。まず、大前提として実家からどこかの大学に通うことは不可能だった。公共交通機関はないに等しく、車を使ったとしても数時間はかかる距離にしか大学がないからだ。『大学進学=一人暮らし』だった私に、両親は遠くに行くことを勧めた。どうせ家を出るのなら、思い切って遠くに行った方が良い体験ができるから、とのことだった。私も新しい環境に飛び込んでみたい気持ちは大きく、いろいろとあって京都で暮らすことになった。

 

4年間の京都での生活は、本当に良かった。故郷にないものがなんでもあって、やりたいことは基本的に何でもできた。大学の環境も自分によく合っていた。

 

大学院に進学したいと考え始めたきっかけも、この大学の環境がかなり大きかったと思う。大学院に進学するとなるとそれなりの金が必要だし、勉強も兼ねて、大学卒業後は少し働こうかと思っていた。

 

そんな話を教授にしていると、奨学金で韓国の大学院に進学できる制度を紹介された。韓国は一度語学学習のために短期間留学したことがあり、全くなじみのない国ではなかった。大学院で研究したいテーマも、韓国で十分に学ぶことができそうだった。

 

そんなこんなで、私はその奨学金を利用して現在韓国にいる。今はまだ大学院生ではなく、大学院に入学する前の準備として、語学堂*1で授業を受けている。来年の春、大学院に入学する予定だ。

留学生活のことも少し書き残すことができれば良いなと思っている。

 

*1:韓国の各大学が運営する留学生のための韓国語教育機関